1948年2月、大阪で創立された【人形劇団クラルテ】は今年68周年を迎えました。

子どもから大人まで楽しめる人形劇を全国各地で上演されています。

今回パープルホールでは『気のいいおんどり』と『まてまて小僧』の2本上演いたします。

カーペット席もご用意していますのでお気軽にお越しくださいませ。

【あらすじ】

■『気のいいおんどり』

気のいいおんどりが1羽いました。

朝になると、きまって高い木の枝で時をつげるため、いい声で歌います。

気のいいおんどりはふと考えました。1日ぐらいおやすみの日があってもいいのになあと。狼さんがやってきて、それじゃ替わってあげようかといいました。おんどりはもちろん大喜び。

それから狼は、コケコッコーと鳴く練習やら木に登る練習やら、大変な苦労です。

おんどりを食べようとした狼が、おんどりの気の良さにまんまとしてやられるという、民話の精神をもったオリジナル作品です。　(上演時間　約25分)

■『まてまて小僧』

～おはなし～

山のてっぺんに赤い花が一つ・・・・二つ・・・・三つ・・・・、山んばがひとよせに花を咲かせます。

その花をどうしても取ってくると言いはる小僧さんに、和尚さんはお札を三枚もたせます。山のてっぺんでは、娘の姿にばけた山んばが小僧さんをだまし、山んばに気づいた小僧さんは必至で逃げ出します。山んばは逃がしてなるものかと、これまた必死で追いかけます。三枚のお札をベースに、山んばと小僧のおいかけっこをスリリングに描く楽しい人形劇です。　(上演時間　約20分)